日本への伝来
中国で発明されたそろばんが、日本へいつごろ伝わってきたかを裏づける資料です。

「日本風土記」(1570年代、中国)
倭寇(日本の海賊)の被害に悩まされていた中国人の、日本および日本人を知るための研究書。
これに、日本語の算盤の発音「そおはん」が載っています。「そろばん」を「そおはん」と聞いたものと思われます。

「陣中そろばん」(1592年)
前田利家(加賀百万国の大名)が陣中で使ったといわれているそろばん。日本最古のそろばんといわれ、縦7cm、横13cmの小型で、けたは銅線、玉は獣の骨です。

「ラ・ポ・日対訳辞典」(1595年)
日本にいた宣教師の書いた辞典。 ラテン語をポルトガル語と日本語に対訳したものです。
アバクルス:計算のために使われる器具。日本、算、そろばん。となっています。

「駿府築城図屏風」(1607年)
この発見までは、日本の絵に出てくるそろばんは、川越の「喜多院」にある「職人尽絵」(1670年頃、狩野吉信)が初見でした。

COPYRIGHT(C)2000-2002 日本珠算連盟 ALL RIGHTS RESERVED